闘病患者支援協会・・・病気に克つ、負けるのは病気そのものではなくて、その精神にあります。病気に克つ精神を持てたとき、難病を克服するチャンスが訪れる。私は信じています。(闘病患者支援協会 会長  山口 祐治)
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苦しんでいる人のために生きたい

更新日時: 2006年06月09日

 病気は医者に相談して治療をするのが一番。薬は医者から処方してもらう以外には手にすることはできない。・・・このことを前提に本サイトを読み進んでいただかないと、できる話もできなくなりますので、この点をここで確認しておかしなおっさんの話を聞いていただきたいと思います。

 今、はっきり言って健康食品業界は火の消えたような状態になっています。薬でもないのに、病気に効果があるという売り方をしてきた会社がいくつかあったために、お役所からも「その売り方待った!」というおとがめがあったからです。
 医薬品ではないのですから、たしかに特定の病気に効くという売り方はいけません。いろいろ反論はあったとしても、これは業界全体で反省しなくてはなりません。
 それはともかく、健康食品はだから社会にとって不必要なものだったのでしょうか?
私は毎日、電話でお客様とお話をしている経験がありますから、
 「絶対にそんなことはない!」
と確信を持って言います。
 売らんかなの商法が嵩じて、バイブル商法を行った販売業者もたしかにありました。
 でも、それなら何で健康保険で安く手に入る最新の医薬品・医療技術で、患者の皆さんが満足できないのでしょうか。
 深くは言いませんが、その辺にこの間題の根があるように思います。その答えは非常にハッキリしていて、いわゆる現代病といわれる病気、特に免疫の病気に、現在の最新医療がとても苦戦をしているという現実があるからでしょう。そこのところで口に蓋をするようなことをしてしまうと、国民の憤樽(ふんまん)が鬱積(うっせき)しますから注意する必要があるように思います。とくに、日本は国民皆保険の医療システムですから、もっと情報公開して開かれた医療にしていくとともに、治療の選択肢も広げられるといいと思います。
 私は、健康食品販売を仕事にしていますが、毎日難病の患者さん、あるいはその家族と接していて、医学、薬品、医療機器の発展がめざましい一方で、患者さんの救いを求める声がいたるところで聞こえてくる。それが現在、何よりも問題になっていると思うのです。
 そうした患者さんの苦しみに対して、誰が希望の光を灯して上げられるのでしょうか。そこのところを今、私は考えているのです。「おかしなおっさん」かもしれませんけれど、私は苦しんでいる人のために生きたい!そう考えています。