闘病患者支援協会・・・病気に克つ、負けるのは病気そのものではなくて、その精神にあります。病気に克つ精神を持てたとき、難病を克服するチャンスが訪れる。私は信じています。(闘病患者支援協会 会長  山口 祐治)
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闘病患者支援協会の設立

更新日時: 2006年06月09日

 私は、長年、健康食品の販売をビジネスにしてきましたので、意図するとしないとに関わらず、普通の医師の方々よりも難病患者さんとのお付き合いを数多くしてきました。
 医師のように専門的な技術がないかわりに、大阪のおかしなおっさんが話しを聞いてくれる、ということでいろいろな病状の方々、あるいはその家族と本音の話をしています。
劇的に病気が回復された方、あるいは不幸にも回復できなかった方、明暗を分けた運命もたくさん見てきました。

 何が明暗を分けるのか、そんなこともだんだん分かるようになってきました。そこで、私は「闘病患者支援協会」(大阪市中央区・電話:06-6949-0846)を立ち上げて、私の経験を多くの難病に苦しむ人たちのために役立てたい、その努力をしたいと考えました。これこそが一隅を照らすことにつながるのではないかと思ったからです。

 この本では、「病気に克つ人、負ける人」という表現を使ったりしていますが、実際には病気との克ち負けというものはありません。とくに私は病気、とくにガンを悪者や対立すべきものと考えてはいません。ときには病気との共存といったことも述べたいと思っています。

 病気に克つ、負けるのは病気そのものではなくて、その精神にあります。病気に克つ精神を持てたとき、難病を克服するチャンスが訪れる。私はそう信じています。難病というと、どうしてもガンということになってしまいますが、私も家内もガンを経験し、生還した実体験を持っています。私の周囲にはガンを克服した体験者がたくさんいます。
 そうした方々からガンをはじめとした難病と上手に付き合い、できればこれを克服できた知恵をいただき、現在悩んでいる人々に還元したい。また医学だけでなくいろいろな民間療法に対する研究の道を拓き、統合医療のシステムをつくるために努力をしていきたい。
 そんな活動をこの協会通じて進めていきたいと考えています。